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NOという勇気

「NOという勇気」

完成見学会に多数のご来場ありがとうございました。
師走で忙しい中、約150名のご来場がありました。

本当に感謝です。

また、今週も事前予約制で、夜間の時間帯も見学が可能ですので
お気軽にお問い合わせください。

月曜日と本日も、数組をご案内したのですが、
やはりサービス業などで、土日は都合がつかない方も多いみたいですね。
次回も、平日の事前予約制を検討します。




さて、以下、我々建築業界人の中では超有名な
S社の社長のコラムを読み、感銘を受け
筆を執ったコラムです。
以下のような内容でした。

「NOという勇気」



上記のコラムを読んだ自分なりの思いを以下に綴ります。
ともすると、御不快な思い、反論を感じてしまう文章かもしれません。
個人の一意見としてご了承いただければ幸いです。





さて、私は建築業という職種がら
色々な住宅を見させていただいております。

その中で、最近思うことは、
「お客様の要望通りの家は、必ずしも良くない」ということです。

ある、他社様の完成見学会に出席させていただいた時のこと。


その「注文住宅、自由設計の施主様の要望通りの家」は、大変失礼ながら、

全体のバランスがとれていない結果、美しくなく、
使い勝手、快適性共に、とても悪そうでした。

「どうして、こんな風になっているのですか?」と営業の方に
質問したところ、「施主様がご希望したからです。」との事。

「どう思われますか?」と聞いたところ
「いやぁ、正直見た目も、使い勝手もどうかと思います。
でも施主様が希望されたことですからね。」との事でした。

私はその時、言いようのない不思議な気持ちを覚えたのです。

私達は、注文住宅というものをお客様に提供していますが、
「お客様ははたして、的確な注文が全てにおいてできるのか?」
という一つの疑問が浮かんだのです。

お客様は、生活体験は積み重ねていらっしゃいますが、
大半の方が家を建てた経験がありません。
もしあったとしても1~2回程度が限度です。

そのお客様が要望されるものは、
必ずしも全て採用する必要がないものがあります。
そして、逆に、重要性を感じていらっしゃいませんが採用すべきものもあります。

その時に「NO!という勇気」が必要になってきます。

正直にいえば、NO!という事は非常にめんどくさいです。

NO!というからには、なぜ、それがやめた方がよいのか?
を具体的に詳細に伝える責任義務が生じます。
またその責任を持って、それ以上の提案をすることが求められます。

要望をそのまま聞いて作る方が、よっぽど簡単です。

しかし、日本ではそのようにして、「建てればOK」という営業の考え方主体で
住宅建築が進んできた結果、そのような家は、美しさ、機能面、快適性など
事欠いていることが少なくありません。

例を上げるならば、30年でダメになる家づくりを進めてきた
過去の、日本の建築業界の負の歴史がそう物語っています。

「建てさえして利益をもらえばよい」という概念を捨て、
お客様が、本当に得をするような提案をしなければならない。

得をすることは、施主様はもちろん、第三者の人が見ても「あぁこの家、良い家だな」
と思う家づくり、つまり主観的&客観的な建築物の評価を高め、
不動産の資産価値としても高めていく事をしなければならないと思っています。
そのためには、美しさ、機能面、快適性などが非常に重要です。

私は、プロとして必要なもの、必要でないものを提案する義務があります。
「要望を聞くだけではない」提案型のこのスタイルは、非常に能力が求められます。
建築の経験値を社員皆が高め、お客様に適切に説明する能力を高め、
施主様はもちろん、第三者が見ても「良い家だな」と思っていただける
家づくりを進めていきたい。

そして願わくば、この価値観に賛同していただくお客様が自然と集まり、
営業しなくても、お客様に集まっていただく会社になりたい。

・・・正直、家にアポなしで訪問して、ガツガツやるのは、
私がやられても嫌ですし、自分もやりたくありません(笑)
そして弊社で建てたくもない人を、無理に受注しようとは思いません。
よって、弊社ではそのような営業スタイルは禁止しています。

プロとしての提案をキチンと行い、第三者が見ても「いい家」という建築物を
一つ一つ丁寧に作って行けば、きっといつかは、そんな理想の会社に
なれるのではと思い、今、社員ともども努力している最中です。

最後に、NO!ということは、「考えを押し付けること」ではありません。
ただ要望を聞くだけではなく、時には、その要望に対して別の提案を行い、
違った角度からの気づきを提供し、そして施主様に判断していただく。
そのような、「考え方を伝えること」だと思っています。

施主様の意見に対し、こちらの意見を提案するのは、非常に能力を求められます。

私達は、プロとして、お客様の要望を念入りにヒアリングを行い、かみ砕き、
全体をチューニングしつつ、時には積極的にこちらからも提案を行い、その要望を解決し、
美しく、機能面で、快適性の高い、
「お客様の要望通りの家」ではなく「お客様の要望以上の家を作っていく」
そんな必要があると思います。



幸いなことに、今回の見学会をさせていただいたS様より
「要望以上の仕上がりでした。」という、本当に嬉しい声を頂きました。

最高の誉め言葉です。

このような仕事を今後も、一つ一つ、丁寧に続けていきたい。

そうすれば、
「この地域になくてはならない存在になりたい」という弊社の理念に
きっと近づけると思います。

栗原 孝太郎


コメントの投稿

非公開コメント

No title

なるほどな
すごいなあ

No title

ouraさん>
コメントありがとうございます。
また、先日はどうもありがとうございました。

そして記事に共感していただいて
ありがとうございます。

実は他にも色々な方から
「共感した!」と直接メールを頂きました。

この仕事のスタンスは貫いていきます!!

良くぞ言った!!

お疲れです。熊本の村田です。
良くぞ言ってくれました!!
私も全く同感で、いかにお客様と腹を割って
話をしており、自分の率直な意見を言っています。
そうすれば必ずご理解を得て、最終的には完成した
家を見られて、あなたの言う通りにして良かったと
言って下さいます。だから我々はプロとして、
自分の家として本気で家づくりに取り組まなくてはなりません。
あなたの考え方は実に気持ちが良いもので、いつも
私は拝見しております。

佐賀に考和建設あり!栗原孝太郎あり!

No title

村田さん>
コメントありがとうございます。
また、いつもブログを見て
いただいているようで
とても嬉しいです。

来週お会いできることを
楽しみにしています!
プロフィール

栗原 孝太郎

Author:栗原 孝太郎
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